9月園だよりより
先日、「子どもの観る目をはぐくむ植物探検ブック!」~園庭は季節を感じる窓~
(小川昭男著・かもがわ出版)
という本を購入しました。ページをめくると、約120種類の植物が紹介されており、
園庭づくりのヒントが満載の内容でした。
そして、驚いたのが、本で紹介されているうちのかなりの植物が、
既に生き生きと、園庭に育っていることでした。
私は、一枚一枚のページをめくりながら「あるある…、これもある…」
と言いながらポストイットを貼っていきました。
園庭は広くはありませんが、本に掲載されていない植物も沢山あり、
自園の園庭(植物)を再認識する機会になりました。
(倉庫横の姫りんご)
ビオトープの脇の柿の木は子どもたちが実を食べた後の種が芽を出し、
育ったものですし、今年はひめりんごの実りが良いようです。
枯れる草木もありますが、新たに芽吹く草木もあり、日々変化しながら
園庭の緑は増え続けています。
(ビオトープ 右手前:柿の木)
(声を頼りに蝉探し)
8月は、連日の酷暑と雨の為、園庭で遊ぶ機会は少なかったものの、
子どもたちの目の高さで園庭を散策すると、植物の変化に季節の
移り変わりを感じます。
まだまだ残暑は厳しいですが、朝夕は秋の虫の声が聞こえるようになり、
彼岸花も咲き始めました。
年間を通して、園庭(植物)のメンテナンスは欠かせませんが、
子どもたちの育ちにとって必要な環境です。今後も大切に園庭を育てていきます。