「きて~!」「おったよ、ここいっぱいおるよ!」
と、大きな声で叫ぶ声。子どもたちのお目当ては大小様々な“ダンゴムシ”です。ほんのちょっとの時間であっという間に50匹ほどを捕まえたようです。保育園の園庭に生息しているのは、おそらく“オカダンゴムシ”です。寿命は4年ほどで、黒いのがオス、黒味が薄く斑点があるのがメスで、時には卵を抱えていたりします。ダンゴムシが人気なのは、小さな子でもすぐに捕まえることが出来て動きも見た目も可愛く、人間に対して害を与えることはないからでしょう。時には花壇が掘り返されて困ることもありますが、おおまかに見守るようにしています。未来の“昆虫博士”が誕生するかもしれません。子どもたちの興味や関心の芽を大切にしたいと思います。